スケルトン イン ザ クローゼット

金に飽かせて物事を解決しようとする中学生…というわけではないのだけれど… (スケルトン イン ザ クローゼット Shot 3より)

勝手に妻扱いして詫びる高等テクニック (僕の一番好きな歌より)

悲しそうな顔をするアベちゃん。絵がうまい。 (その彼女の存在より)

今までずっと、なんであんな田んぼのあぜ道歩いてんだろうと思ってたけど、あれは迂回しながらなるべく長い時間一緒に歩きたいからなんだとなんとなくわかった (冬色自転車より)
この話、短いですが纏まってて好きです。中学生に告白されたことはありませんが、冬にコーラを温めて捨てたくなったことはあります。
プロフィール
| タイトル: | スケルトン イン ザ クローゼット |
|---|---|
| よみ: | すけるとん いん ざ くろーぜっと |
| 著者: | 岩本ナオ |
| 連載: | 月刊flowers |
- 2005年11月20日 初版第1刷発行
- 2005年7-9月号掲載作品
初連載作品。単行本には、その他読み切りが複数話収録されている。
概要
※ネタバレ注意
- スケルトン イン ザ クローゼット
- Shot 1
- 初連載作品ですね。この頃からタケルくんとか瞬ちゃんみたいなコンビが出来てるんですよね。そういう意味では雨無村の銀ちゃんは特殊キャラですね。ちなみにShot1はカンちゃんの話。
- Shot 2
- Shot2はコージの話。なんでか漫画家の話をマンガにされると素直に読めないので、あまり好きではないのですが1、こういう緊張感のある話は好きです。ちはやふるの千早のスクラップブックを両親が作ってるの見て泣きましたから。
- Shot 3
- 最後は野花のはなしです。男性に比べて女性は精神年齢が高いとよくいいますが、そういう感じの話ですね。この話を読むと、いつもピグレット描いて問題なかったのかなー、と思ってます(ホントは思ってません)。
- 雪みたいに降り積もる
- 恋を理解する話なんですが、私も駅前でぼんやりして満足する気持ちはよくわかりませんね。
- 僕の一番好きな歌
- 自分らしさと男らしさみたいな話しなのかな。端的には言えないけれど、自分らしさが伝わるといいねという話だと私は解釈してます。
- 青という言葉のない国から
- 「僕の一番好きな歌」のオムニバスとか連作とか、そういった形態の作品で、キャラクターを共有している。名前が先か存在が先かという命題に沿った話で、告白と愛情のメタファーになっている知性溢れる哲学的な話。
- その彼女の存在
- 岩本さんのデビュー作。非常に文学的でデビュー作っぽいなって感じがしますねー。素敵な話です。コレを読む度ミスターポテトヘッドを描いて問題なかったんだろうかと思ってます(ホントは思ってません)。
- 花の名前
- 一緒に働いていたバイト仲間が実は男の子だった…という話なんですが、その男の子が「その彼女の存在」のアベキリコと同じ顔なので、話の並べ順が旨いなーと思いました。
- 冬色自転車
- 14才の九美の好きな人は社会人の良兄ちゃん。バレンタインデーに告白する。叶うことが無いことは理解しているけれど…(となりの怪物くんの夏目ちゃん的な感じですね)。ページ上の画像の話なんですが、これは素晴らしい話ですよ。
単行本
-
バクマンとか、俺はまだ本気出してないだけとか楽しく読んでますけどね。 ↩
